金利と中央銀行の勉強にわかりやすい本 アイキャッチ

  (最終更新日:2023.01.12)

金利と金融政策の勉強に役立つ書籍

金利上昇による為替の変動で円安または円高になったり、また住宅ローンなどの借り入れ金利が上昇するなど注目が集まる金利。

FPの教材でも債券と金利について解説はされていますが、さらに踏み込んで学ぶために筆者がおすすめの書籍を紹介します。

債券と金利との関係や、金利が及ぼす影響などについてはこちらの過去記事でわかりやすく解説しています。

目次

金利の勉強に役立つ書籍3選

なぜ日本の金利は常に米国よりも低いのか

角川総一氏による『なぜ日本の金利は常に米国よりも低いのか』異次元の緩和など、日本が長年続けてきた金融政策についてわかりやすく解説されています。金利が変わると為替・株価・景気と物価の関係性などの要点が理解でき、住宅ローンなどの身近な金利についてもわかりやすく解説されている筆者オススメの一冊です。

なぜ金利が上がると債券は下がるのか?

こちらも角川総一氏による『なぜ金利が上がると金利は下がるのか?』こちらは国債などの債券と金利の関係性を解説した一冊。利回りなど株式投資などにも役立つ一冊です。

中央銀行と金融政策がよくわかる本

債券ディーリング業務を行なっていた久保田博幸氏による『中央銀行と金融政策がよくわかる本』銀行の銀行と呼ばれる中央銀行(日本では日本銀行)による金融政策を解説した一冊。海外の中央銀行についても書かれていて、銀行の歴史からその役割、また金融政策の具体的な解説など金融の知識がない方でもわかりやすく解説されている一冊です。

まとめ

2022年から欧米各国が金融引き締めへと舵取りをしたことで、株式市場の変動性が高まりました。日本では歴史的なレベルまで円安(1ドル150円)に振れたことであらゆる物価が上がりました。

金利が変われば住宅ローン金利や借入金利、そして株式市場や為替市場などの金融市場全般に影響を及ぼすことになります。

今後、日本では新NISAなどで投資が活発となっていきますが、最低限金利に対する知識は投資を行う上で必要なので今回少しでも金利について理解できる書籍を紹介してみました。

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