今後株式投資や投資信託の記事を書いていくにあたって、整理するためのシートがあると説明もしやすくなるかなと思いまして、普段私が使用している株用のエクセルシートを清書し直して配布することにしました。
ダウンロードはこちら→株分析シート(ダウンロード)
決算短信や会社四季報、または株探のウェブサイトから数字を入力するだけでPERや売上成長率・営業利益率、そしてPERやPBRなどから株価も予測できるように一つのシートにまとめました。
図を用いながら簡単に使い方を説明していきます。
株分析用エクセルシートの使い方
銘柄情報・株価・財務指標
自分で選んだ株の銘柄コードを①に入力すると会社名が自動で表示されます。
②にマーケット情報から現在株価を入力
③にROE(株主資本利益率)を入力
④にROA(総資産利益率)を入力
いずれも企業のホームページやバフェットコード、会社四季報などから参照できる数字です。
業績指標・配当金
次に業績指標を過去3年・今期・来期まで入力できますので企業の決算短信や会社四季報などを参考に入力してください。
配当金の無い企業は入力しなくていいです。
業績指標から1株純利益(EPS)、1株純資産(BPS)、配当金を入力すると、現在の株価をもとにPER・PBR・配当利回りが自動計算されます。そして過去3年の売上成長率と営業利益率が自動で計算されるようになります。
株価を予測
PER・PBR・配当利回りなどの指標から、おおよその株価を予測します。最近はバフェットコードやiMarketなど便利なサイトもありますのでぜひ活用してみてください。
PERから株価を予測
PERの数字はiMarketというウェブサイトのチャートを参照し入力しました。会社四季報にも過去の実績PERなど掲載されていますので、自分が決めた水準のPER値を入力すれば株価を自動計算してくれます。
PBRから株価を予測
PBRもPER同様にiMarketの過去チャートから参照しました。もちろん自分で予測したPBR値を入力しても良いです。
配当利回りから株価を予測
配当利回りはバフェットコードの過去チャートから参考にしました。こちらも配当金なしの会社は入力しなくていいです。
PER・PBR・配当利回りなどはコロナショックなど全体相場の変動性が大きくなったときは異常値がでたりするので、チャートをみて安定している時の数字を使うようにしましょう。
黄色で塗りつぶしたところは自動計算されるところですが、新たにセルを挿入したりして自分が使いやすいようにアレンジして活用してみてください。
それぞれ入力が終わり、おおよその適正株価も把握できたら買いと言いたいところですが、株にはトレンドというものが存在し適切なタイミングで売買しなければなりません。
その辺は改めて解説していきたいも思いますので、引き続きよろしくお願いします。
またわからないことなどがありましたらコメントしてもらえればお応えするようにします。
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