株式市場概況

  (最終更新日:2022.12.6)

2022年12月6日の株式市場概況

東証市場概況 

2022年12月6日の東証市場は反発しました。

日経平均株価は前日比+65円47銭(+0.24%)の27,885円87銭でした。

米国市場3指標そろった下落により日本市場も売りが先行しましたが、売り一巡後はすぐさま押し目買いが入り、小幅ですがプラス圏内で取引を終えました。

前日の急落による押し目を拾う動き、時間外の米国株価指数の上昇、中国のゼロコロナ政策の緩和の動きの思惑、ドル円レートが136円前後まで円安に振れたことも重なり、買い戻されました。

米国市場情報

米国5日の米国市場は反落しました。

NYダウ 33,947.10ドル(-482.78 -1.40%)

S&P500 3,998.84ポイント(-72.86 -1.79%)

ナスダック指数 11,239.94(-221.56 -1.93%)

週明けの米国市場は、サービス業PMIやISM非製造業景気指数が市場予想を上回ったことでFRBによる利上げが警戒され3指標揃って下落しました。

前週の米国市場では労働市場の活発さがインフレを加速するとの味方で下落。株式市場への影響は限定的でしたが、前週のパウエル議長講演で、サービス業のインフレを重要カテゴリーと位置付けていたこともあり、今回のサービス業PMIが予想以上に高い数値になったことが市場に変動を与えました。

もっとも市場の注目はターミナルレートで、長期金利も上昇したことでハイテク株含むほぼ全面安の形となりました。

東証市場情報

東証プライムの売買代金は概ね2兆5865億円、売買高は10億1622万株でした。

東証プライムの値上がり株は723、値下がり株は1044、変わらずは69でした。

保険、鉄鋼、その他製品、銀行、卸売、電気・ガス、建設業など内需系のがおもに買われ、景気敏感の一角も買われました。

鉱業は原油価格の下落により軟調な結果となりました。

テクニカル的には前日の高値を上げ安値を切り下げ持ち合い。12/2のローソクにおさまる形で様子見が伺えます。

高値は5・25日移動平均線に抑えられ、明日以降、自立反発も考えられますが、来週明けは米国FOMCなど週末にかけてはリスク回避の売りに警戒しましょう。

本日も個別はしっかり買われレーザーテックは4日続伸しました。

大型ではNTT(9432)などテクニカルでは短期の反発も視野にいれてみましょう。

そして、先月末に紹介したAI活用サービスを提供するJDSC(9432)も出来高を伴い上昇トレンド継続、4/4の高値である1300円まで挑戦するか注目してみましょう。

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