(最終更新日:2022.06.22)

2022年6月22日の株式市場概況

日経市場概況

2022年6月22日の日経市場は反落しました。

日経平均株価は前日比-96円76銭の26,749円55銭(-0.37%)と小幅に下落しました。

朝の取引開始後は上げ幅を200円以上超えましたが、買い一巡後は米国時間外株価指数の下落などにより利益確定の売りに押されました。

昨日のブログで抵抗となる26,500円がポイントと解説。本日は一目均衡表の先行線が横たわる26,460円付近で抵抗にあい反転しました。

依然として金融引き締めによる景気への影響が懸念されており、積極的に買いが入るほど投資家心理が改善しているとは言い難く、様子見ムードが伺えます。

今後の動向など本日もよろしくお願いします。

米国市場情報

連休明けの米国市場は反発しました。

米国時間6/21のNYダウ平均株価は前日比+641.47ドルの30,530.25ドル(+2.15%)と節目の30,000ドルを復帰しました。

S&P500は前日比89.95ポイントの3,764.79ポイント(+2.45%)

ハイテク関連ナスダック指数は前日比+270.95ポイントの11,069.52ポイント(+2.51%)でした。

連休明けの米国市場は欧州・アジアの世界的に株価上昇を追い風に反発しました。前週まで3,000ドル近く下げたこともあり短期的な反発を狙った買いもはいり3指標揃って上昇しました。

アップルなどのハイテク関連をはじめ、金利高によりJPモルガンチェースなどの銀行株、クレジットカードのビザなど消費関連株など幅広い銘柄が買われました。

テクニカル的には25日移動平均線がかかる32,000ドルを目指すかがポイントになります。

日経市場情報

東証プライムの売買代金は2兆5773億円、売買高は11億1133万株でした。東証プライムの値上がり株は670株、値下がり株は1099株、変わらずは69株でした。

ディフェンシブ銘柄となる医薬品が上昇率1位でした。東京エレクトロンなどの半導体関連が売られ、INPEXなど鉱業株など景気敏感株など東証プライムの6割ほどの銘柄が売られました。

テクニカル的に抵抗となりそうと予測していた26,500円弱で跳ね返され、上値を追う勢いもみられず終日軟調に終わりました。5日移動平均線に支えられましたが、この支えのポイントを割り込むと26,000円を割り込むほどの調整が入るおそれがありますので警戒が必要です。

反対にこのまま上にトレンドが継続するなら75日移動平均線と一目均衡表の基準線がかたまる26,800円付近が抵抗のポイントとなります。

いずれにしても上か下どちらかに振れるエネルギーがたまっている段階ですので、どちらか振れたほうについていく戦略でよいでしょう。

注目銘柄などは今後の全体相場次第で変わりますが、割安感のある銘柄もあらわれだしているので、明日以降紹介できたらなと思います。

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