日本の企業も決算シーズンに入りました。
ゴールデンウィークなどはさみながら4月中旬から5月中旬をピークに日本企業の決算発表が行われます。
ファイナンシャルプランナー、そして投資歴15年の私が注目している銘柄を、テクニカルとファンダメンタルなどから独自に分析していくつもりです。
※投資は自己責任でお願い致します。あくまでも私個人が物色し購入候補にする予定のものも含まれています。売買のタイミングや断定的な売買価格などは差し控えますのでご了承お願い致します。
2022年4月27日の決算企業
アドバンテスト
まずは、半導体関連のアドバンテスト(6857)から。半導体テスト装置などを製造しているメーカーです。半導体は今後も旺盛な市場が予想されています。半導体不足などの懸念は残りますが、半導体製造には東京エレクトロンなど日本の技術が必要不可欠です。
2022年3月期の決算は増収増益でした。売上高は前期比+33.3%の3,556億円、当期純利益は前期比+33.5%の708億円という結果になりました。
2023年3月期の通期連結業績予想も増収増益を予想しており、売上高で5,100億円(前期比+22.3%)、当期純利益で1,112億円(前期比+28.9%)となっております。為替レートに関しては1ドル120円で予測されており、現在の円安基調などが続けば上方修正の可能性もあります。
テクニカル的には米国市場の半導体銘柄の下落に左右されますが、2022/3/7の安値7,770円を底に持ち合いの動きです。25日移動平均線が横たわる9,000円を目指す形ですが、一目均衡表の雲の下を抜けていないので引き継ぎ株価動向をウォッチしていきます。
キーエンス
続いてキーエンス(6861)。製造業に携わる方なら超有名企業です。画像認識センサやマイクロスコープ、PLCなど、日本のものづくりを支える技術が魅力のメーカーです。
2022年3月期の決算は増収増益。売上高は前期比+40.3%の7551億円で当期純利益は前期比+53.8%の3033億円でした。
ファブレスメーカーでもあるので固定費の負担が少ないのが特徴です。
テクニカル的には、2021/3/8の終値48,180円から2021/9/13の終値71,000円を最後に下落基調ですが、今後節目の50,000円で支えられるかがトレードのポイントと考えています。
明日の取引で3連休がスタートします。明日も200件超えの決算が予定されており、各業種でテクニカルとファンダメンタルで売買の候補になる銘柄を探っていきたいと思います。
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