東証市場概況
2022年11月22日の東証市場は続伸しました。
日経平均株価は前日比+170円95銭(+0.61%)の28,115円74銭でした。
円安・ドル高の為替相場を背景に、日経先物がプラス圏で推移したことで、日経市場を買い支えました。
米国市場は中国のロックダウン一部再開などで下落、ウォルトディズニーCEOの社長発表などの報道でダウを支えたことでほぼ横ばいとなりました。
買い一巡後も節目の28,000円台を維持できたことは前向きに捉えていいでしょう。日本市場は明日勤労感謝で休場、また米国23日はFOMC議事録などで積極的に上値を追う動きにはならず、高値圏でやや様子見となりました。
非鉄金属以外の業種が上昇するほぼ全面高となり休み明けからのトレンド継続なるか注目が集まります。
米国市場情報
米国21日のNY市場は反落しました。
NYダウ平均は33,700.28ドル(-45.51 -0.13%)
S&P500は3,949.94ポイント(-15.40 -0.39%)
ナスダック指数は11,024.51ポイント(-121.55 -1.09%)
中国が新型コロナウィルスによりロックダウンを一部再開することで景気減速が懸念。3指標そろって下落しましたが、下げ幅は限定的でした。
米国は今週感謝祭で立ち会い日が少ないこともあり、やや様子見ムードとなりました。
米国長期金利もわずかに上昇、ドルインデックスも上昇傾向となり、FXのショートポジションは警戒しましょう。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆9231億円、売買高は12億428万株でした。東証プライムの値上がり株は1467、値下がり株は325、変わらずは44でした。
電気・ガスが上場率一位、保険、銀行などの金融株、卸売は本日も買われ、精密機器や輸送用機器などの景気敏感も買われました。
テクニカル的には前日の終値より窓をあけて取引スタート。上髭の長い陽線でやや上値は抑えられましたが、今週の休場などのを考慮すると想定内でしょう。
11/11.14のボリンジャーバンド2σで抵抗にあったように、ダマしには注意しましょう。
日経平均VIも20を下回って落ち着いた雰囲気ですが、FOMC議事録公表後に最悪変動性が高まる恐れがあるので注意しましょう。
半導体などのハイテク株は、調整で押されつつも依然として強く継続して注目してみましょう。
京セラ(6971)なども注目してみる価値はありそうです。
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