(最終更新日:2022.08.17)

2022年8月17日の株式市場概況

東証市場概況

2022年8月17日の東証市場は反発しました。

日経平均株価は前日比+353円86銭(+1.23%)の29,222円77銭でした。

米国小売大手ウォルマートやホームデポが好決算を発表。米国の消費関連株や景気敏感株が買われ、国内の投資家心理も強気継続となり節目の29,000円を超えました。

2022/1/5以来の高値となり、引き続き強気相場継続なるか注目です。

米国市場情報

米国16日の米国市場は5営業日続伸しました。

NYダウ工業株30種平均は前日比+239.57ドル(+0.71%)の34,152.01ドルでした。

S&P500は前日比+8.06ポイント(+0.19%)の4,305.20ポイントでした。

ハイテク関連ナスダック平均指数は前日比-25.50ポイント(-0.19%)の13,102.55ポイントでした。

米国ウォルマートとホームデポの小売大手決算発表があり、市場予想を上回ったことが好感され、2銘柄で130ドル近くダウ指数を上げました。景気減速の中でも、底堅い消費が堅調と受け止められました。

反対に米国長期金利2.8%台へ上昇し、高PERのハイテク株であるメタやエヌビディア、マイクロソフトなどが下げました。

今夜の米国市場は7月小売売上高の発表、明日は7月FOMC議事録の発表を控えていますが、ある程度は織り込み済みと思われますが、動向には注意しましょう。

東証市場情報

東証プライムの売買代金は概ね2兆8671億円、売買高は11億3529万株でした。東証プライムの値上がり株は1445株、値下がり株は355株、変わらずは58株でした。

昨日のブログで解説した海運株が上昇率一位てわ、その他製品や輸送機器などが買われました。空運株は利益確定に押され、明日以降も短期の利益確定による売りに注意しましょう。

テクニカル的に年初1/5以来の高値を更新。投資心理の改善も見受けられますが、25日移動平均線乖離率が5%を超え出してきているので、短期的な調整には注意しましょう。

物色銘柄はパワー半導体などですが、メタバース関連も注目を浴びつつありますので、グリーなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。

EV関連にはなりますが、デンカ(4061)なども底値からトレンド転換のタイミングを伺っているので注目してみてはいかがでしょうか。

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