日経市場概況
2022年5月31日の日経市場は小幅に反落しました。
日経平均株価は前日比-89円63銭の27,279円80銭(-0.33%)でした。
米国市場休日などで手掛かりが少ないこともあり、前日の大幅な上昇による利益確定などにより上値が重くなりました。
岸田内閣の骨太の方針の一つである国民皆歯科健診の報道で歯科材料メーカーの松風(7979)が上昇率一位と新しい資本主義に左右される相場になりました。
国外ではEUがロシア産原油の輸入禁止合意など、景気減速の懸念も再燃してきましまた。連日ブログで国内は材料少で海外に左右されやすい相場と解説。節目の27,000円には支えられていますが、上昇への継続性は疑念が残ります。
今後の動向など本日もよろしくお願いします。
米国市場概況
5/30の米国市場は休場でした。
日経市場情報
東証プライムの売買代金は概ね5兆5088億円、売買高は22億8880万株と大盛況な日経市場でした。東証プライムの値上がり株は589株、値下がり株は1184株、変わらずは64株でした。
原油先物価格上昇により石油・石炭株や鉱業株などが上昇率上位でした。
テクニカル的には高値と安値を切り上げてるので上昇となります。今週の米国市場は製造業PMI発表やISM指数に雇用統計関連など景気の重要な指標の発表を控えており、変動性が高まることが予想されます。
チャート的にも節目の27,000円付近にたまっていた売り圧力もあってスムーズに上値に挑戦とはいかなさそうですが、各経済指標が想定内ならば28,000円を目指す動きになると予想されます。
岸田内閣が掲げる新しい資本主義による銘柄選定など6月からの相場は変化の大きい月になりそうです。
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