日経市場概況
2022年5月18日の日経市場は続伸しました。
日経平均株価は前日比+251円45銭の26,911円20銭(0.94%)でした。
米国指数3指標上昇により、日経市場も前日の高値を切り上げて午前の取引スタート。一気に上げ幅を400円程度まで上げ、節目の27,053円まで上昇したあとは、利益確定の売りに押されました。
国内GDPマイナス発表などあひましたが、特に売り込まれることもなく、その後はまちまちな動きで、欧州・アジアの堅調な動きに支えられながら取引を終えました。
米国経済指標である小売売上高発表などで商品関連株が買われました。SOX指数上昇で東京エレクトロンなどの半導体関連株も2.8%高に上昇するなどしました。
今後の動向などよろしくお願いします。
米国市場
米国時間5/17の米国市場は続伸しました。
NYダウ平均株価は前日比+431.17ドル(+1.34%)の32,654.59ドルと3営業日続伸しました。
S&P500は前日比+80.84ポイント(+2.02%)の4,088.85ポイントでした。
ハイテク関連ナスダック指数は前日比+321.73ポイント(+2.76%)の11,984.52ポイント
3指標揃って上昇しました。4月の米国小売売上高(除自動車)は市場予想0.4%を上回る0.6%に、消費関連の景気回復への期待から消費関連株、そして割安感が出ていたハイテク関連なども買われました。
一時一服していた米国10年金利も2.98%へと上昇、金利上昇による金融関連の収益改善からJPモルガンチェース、ゴールドマンサックス なども買われました。
中国のコロナウィルス減少によるアフターコロナへの期待から航空機ボーイングは6%高と大幅に上昇しました。
直近の急速な株安などもあり反発もあってもおかしくない相場でした。
露ウクライナの地政学リスクはもちろんですが、米国金利の急な上昇に警戒しましょう。
日経市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆9698億円、売買高は12億6716万株でした。東証プライムの値上がり株は1137株、値下がり株は646株、変わらずは54株でした。
テクニカル的には心理的な節目となる27,000円を超えることができましたが、上下に髭のある迷いの形が見られる相場です。
週後半にかけ外部要因に左右されると解説。米国の失業保険申請数などの経済指標発表も控えており様子見ムードが伺えます。
決算も一巡し、海外市場を俯瞰する戦略になってきます。
足元では入国緩和など、人流再開に向けた動きもみられるので旅行関連なども物色の候補です。中国・上海のロックダウン解除など中国関連銘柄も選定の対象になります。
トヨタ自動車(7203)なども下落した付近で持ち合っており、上か下のどちらかに大きく動き出すエネルギーがたまっていますので、今後の動向に注目です。
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