株式市場概況

  (最終更新日:2022.04.12)

2022年4月12日の日経マーケット概況

日経市場情報

2022年4月12日の日経市場は昨日の解説で懸念した通り大幅に続落しました。

日経平均株価は前日比-486円54銭の26,334円98銭(-1.81%)でした。

米国の10年債長期金利が2.79%と上昇し、金利上昇局面で売られやすい高PER株のハイテク関連株が売られ大幅に下落。

中国のロックダウンも依然景気減速への懸念が続いており、今夜の米国CPI(消費者物価指数)発表などより金利上昇にさらに進むとの懸念から様子見となり米国市場の下落を引き継ぎ日経市場は続落しました。

米国市場

昨夜のNYダウ平均株価は前日比-413.04ドルの34.308.08ドル(-1.19%)でした。

優良株構成銘柄のS&P500は前日比-75.75ポイントの4,412.53ポイント(-1.69%)

ハイテク関連ナスダック指数は前日比-299.04ポイントの13,411.96ポイント(-2.18%)と他の2指標に比べ下げ幅を拡大しました。

マイクロソフトやAppleは3%.以上の下落。Google(アルファベット)などのIT関連も下落しました。

アナリストによる投資判断引き下げにより半導体エヌビディアも5%の大幅な下落になりました。

恐怖指数のVIX指数も19.19%上昇し25.22ポイントになりました。株価の変動性に注意が必要です。

日経市場

東証プライムの売買代金は2兆6353億円、売買高は11億7586万株でした。東証プライム値上がり株は318株、値下がりは1473株、変わらずは48株でした。

昨夜のブログで旅行関連などが物色の候補と解説、さっそく空運業が上昇率一位でした。ほか金利上昇により金融株なども買われました。

ナスダック指数下落により東京エレクトロンなどの半導体関連は下落しました。

昨夜のブログで懸念したように、支えの25日移動平均線を割り込み売り圧力の強い下落になりました。

売られすぎのサインなどは見受けられますが、昨夜解説したように3/17に空けた窓を埋めにいくとさらに下落が加速するおそれがあります。

下値のポイントは26,000円と予想されます。

明日以降、売られすぎによる反発もありそうなので、空売りしている銘柄の利益確定ポイントに注意しましょう。

物色銘柄は変わらず旅行関連。中長期的には輸送用機器や精密機器、そして脱炭素などの環境関連です。

新技術の発表など候補になる銘柄の決算発表日も注意深く調べるようにしましょう。

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