数多くある株式投資関連の本からFP兼投資家でもある筆者が実際に読んで良書と思えた本をご紹介します。
これから株式投資を始めたい方、またより知識を広めたい方に役立つ書籍を載せています。
入門からファンダメンタル(企業業績分析など)とテクニカルと紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
目次から気になるタイトルの本をクリックすれば一気にジャンプできます。
目次
初めての株式投資はこの2冊
世界一楽しい株の授業
投資セミナーのTBLアカデミー代表ジョン・シュウギョウ氏による株式入門の本。証券口座開設から銘柄選びと注文、そしてチャート分析にて売買のタイミングまで株式投資のイロハが学べる一冊です。読者特典としてPDF&動画解説がついているのも魅力です。
株チャートがおもしろいくらいわかる本
梶田洋平氏によるテクニカルチャート解説本。7日でマスターとなっていますが図解入りでスラスラ読み進めることができます。メジャーなテクニカル指標を利用した売買戦略、また投資によくあるダマシについても解説されていますのでチャート分析の一歩として参考にしてみてください。
ファンダメンタル分析おすすめ2冊
ファンダメンタル投資の教科書
公認会計士の肩書を持つ投資家、足立武志氏によるファンダメンタル投資の教科書。会社四季報でチェックしたいポイントや企業の決算短信の見方などをわかりやすく解説しています。有名な投資指標でもあるPER活用の注意点なども詳しく解説されており、ファンダメンタル分析についてより理解を深められる一冊です。
ファンダメンタルズ大全
戸松信博氏によるファンダメンタルズ大全。こちらも決算などのファンダメンタル分析についてわかりやすく解説されている一冊となっています。またGDPなどの経済指標から景気動向を探るポイントなど幅広い視点で株式投資を行えるようになる一冊です。
テクニカル分析おすすめ2冊
株価チャートの教科書
ファンダメンタル投資の教科書と同じ足立武志氏の株価チャートの教科書。移動平均線などを活用した売買タイミング、ローソク足の詳しい見方や株価のサイクルなど図解で詳しく解説されています。
真・チャート分析大全
プロ投資家である小次郎氏によるチャート分析大全。そうページ数は約500ページをボリューム満点。読書週間の無い方には大変かもですが、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、一目均衡表など計算式から理解しいち早くトレンドの転換を察知するためのエッセンスがつまった良書となっています。
より勝率を上げるために役立つ書籍9選
デイトレード
オリバー・ベレスとグレッグ・カプラによるデイトレード。デイトレードとなっていますが、短期から長期投資まで使える投資家のメンタルコントロール術。長年ベストセラーだけあって、確かにとうなづける場面が多々記されています。投資の心得を学ぶには最適な一冊です。
決算書の比較図鑑
投資関連ではありませんが、決算書の見方を学びたい方にオススメする一冊です。B/S、P/L、C/Fなどの財務三表はもちろん、個人的に筆者が面白いと思ったのは同業他社の決算書を比較している点です。銘柄の分析ではファンダメンタル分析、テクニカル分析ともに競合と比較することが重要で、決算書分析の抑えるべきポイントをわかりやすく解説している一冊となっています。
会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい
投資家のバイブル会社四季報元編集長の山本隆行氏による会社四季報のみるべきポイントを解説した一冊。近年では証券会社によっては会社四季報が読めたりもしますが、使いこない方を知らなければ意味がありません。著者の元編集長という経験を活かし銘柄発掘からみるべきポイントなどわかりやすく解説されている一冊です。
Excel株投資
投資系YouTuberである森口亮氏によるExcel株投資。会社四季報とExcelを利用し、ファンダメンタル分析から目標株価の計算など解説されている一冊です。読者特典で分析用のExcelシートがもらえるので興味がある方は読んでみてください。
株式投資の分析&シミュレーション
藤本壱氏によるExcelを活用した銘柄分析&シミュレーション本。こちらは財務関数を利用した投資の利回りの計算や、読者特典でシミュレーションに使えるアドインがダウンロードできる一冊です。エクセルの学習がてら株式投資の分析から管理まで行ってみたい方にオススメする一冊です。
テクニカル指標の読み方・使い方
バンク・オブ・アメリカで為替トレーディングに従事していた山中康司氏によるテクニカル指標の読み方・使い方。ほぼ全てのテクニカル指標を計算式から活用方法まで記した一冊です。全てのテクニカルを駆使することはありませんが、移動平均線、MACD、ATR、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、一目均衡表などメジャーなテクニカル指標を使いこなしたい方に最もおすすめする一冊です。
ボリンジャーバンド入門
有名なテクニカル指標であるボリンジャーバンドの考案者ジョン・A・ボリンジャーによるボリンジャーバンド入門。ネット上でもボリンジャーバンドの解説は多いですが、あまりにも情報が乱立しているので、正しくボリンジャーバンドについて理解したい方は発案者による本を一読することをおすすめします。
パーフェクト証券分析
ポール・Dソンキンとポール・ジョンソンによるパーフェクト証券分析。500ページとボリュームは多いですがファンドマネージャーが銘柄を選定する視点など、株式の本源的価値や行動ファイナンスについてなど新たな気づきを得たい方にオススメする一冊です。
まとめ
これから株式投資を始める方、またはより知識を広めたい方に向け今回15冊の書籍を紹介しました。上で紹介した本は全て読む必要はありませんが、ファンダメンタルおよびテクニカルからそれぞれ最低一冊ずつは読むようにしたいところです。
また株式投資は実践してナンボなので、本を読んで株式投資のことがある程度理解できれば少額でもいいの自分が選んだ銘柄に投資することが上達の一歩です。10万円以下で買える株もたくさん上場しているので、自分のお金で自分で選んだ銘柄に投資してみましょう。
この記事へのコメントはありません。