株式市場概況

  (最終更新日:2022.07.20)

2022年7月20日の株式市場情報

東証市場概況

2022年7月20日の東京株式市場は続伸しました。

日経平均株価は前日比+718円58銭(+2.67%)の27,680円26銭でした。

米国市場3指標株高により日経市場も買いが先行して前日終値330円超でスタート。買い一巡後も順調に上げ幅を拡大させました。

ロシア国営ガス会社が欧州への天然ガス供給再開、中国アジア市場の堅調な相場、米国利上げの不安緩和など投資家心理が大幅に改善し700円超で取引を終えました。

米国市場情報

米国時間7/19の米国市場は反発しました。

NYダウ平均株価は前日比+754.44ドル(+2.43%)の31,827.05ドルでした。

S&P500は前日比+105.84ポイント(+2.76%)の3,936.69ポイントでした。

ハイテク関連ナスダック指数は前日比+353.10ポイント(+3.11%)の11,713.15ポイントでした。

急速な利上げによる景気後退の懸念が和らいだことに加え、主要企業の市場予想を上回る好決算により3指標そろって上昇しました。

ジョンソンアンドジョンソンは売上・四半期利益ともに市場予想を上回りましたが、ドル高を背景に通期の予想を下方修正したことで1.5%下落しました。

好調だった銀行株の決算によりゴールドマンサックス などは5.5%上昇しました。

直近で大きく下げた米国市場、短期的な買いも入りナスダックに関しては3.1%と6/24以来の上げ幅になりました。

S&P500が今後4000ポイント台に復帰するかがポイントとして、ほかの指数ともにトレンドの持続性に注目しましょう。

東証市場情報

東証プライムの売買代金は概ね2兆8749億円、売買高は11億1429万株でした。東証プライムの値上がり株は1727株と全体の9割、値下がり株は88株、変わらずは23株でした。

精密機器や電気機器を上昇率上位でほか全業種全面高となりました。

フィラデルフィア指数(SOX指数)4%高となったことで、東京エレクトロンなどの主力半導体株も買い直されました。

テクニカル的には抵抗としていた先行線を一気に飛び越え27,680円まで上げ幅を拡大しました。ボリンジャーバンドの2・3σまで上昇、明日以降27,500〜27,000円を支えにトレンド継続になるか注目です。

直近押しの強かった半導体関連、そして米国ボーイングの主力製品となる中型機の納入など参考にするなら東レ(3402)なども注目してみる価値はあるでしょう。

本日第一四半期決算だった日本電産(6594)は売上高5403億円(+20.8%)、四半期利益は413億(23.5%)と5G向けや半導体などの需要増に加え、円安効果により過去最高の業績となりました。

明日の株式市場がこの結果をどう評価するかはわかりませんが、他の主力株にも良い影響を与えるか注目です。

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