日経市場概況
2022年5月26日の日経市場は小幅に続落しました。
日経平均株価は前日比-72円96銭の26,604円84銭(-0.27%)でした。
米国市場の3指標そろった上昇により、朝の取引開始後は買いが先行して上昇。その後徐々に上げ幅を縮めながら、マイナス圏へ。その後も反発することもなく取引を終えました。
米国半導体大手エヌビディアの市場予想を下回る業績発表により、日本の半導体株の東京エレクトロンやアドバンテストなど強い売りを浴びせられました。
FOMCを通過し無難にこなした米国市場ですが、日本も無難にこなすかと思いきや抵抗と意識される75日移動平均線に跳ね返されました。
先安感が見え隠れする日経市場、今後の動向など本日もよろしくお願いします。
米国市場情報
米国時間5/25のNYダウは続伸しました。
NYダウ平均株価は前日比+191.66ドルの32,120.28ドル(+0.60%)でした。
S&P500は前日比+37.25ポイントの3,978.73ポイント(+0.95%)
ハイテク関連ナスダック指数は前日比+170.29ポイントの11,434.74ポイント(+1.51%)でした。
注目されていたFOMC議事要旨では0.5%の利上げが適切と意見が一致。市場の想定内の利上げにより不確実性が払拭、値頃感が出ていた銘柄など買い直されました。
アメックスなどの消費関連銘柄および景気敏感銘柄が買い直され、ディフェンシブ系などは売られました。
ひとまず大きなイベントは通過しましたが、相場の復活のポイントとして、S&P500が4,000ポイント台復帰、ナスダック指数12,000ポイント台を目指すかが注目されます。
日経市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆7142億円、売買高は10億8581万株でした。東証プライムの値上がり株は1036株、値下がり株は718株、変わらずは83株でした。
先週より物色候補として解説していた空運業は本日も上昇率上位でした。
テクニカル的には中期の指標とされる25日移動平均線を下回る形で終わりました。
昨日のブログで値頃感から安易な買いに走るよりは米国の動向に注意しながら、次の買い場がくるまで銘柄選定に注力すべきと解説。米国の景気指数的にも景気のピークアウトのサインもありますので、より慎重に売買すべきです。
景気が落ちる時に何を買うかは迷うところですが、中長期的な視点で銘柄選定がポイントです。
配当や株主優待もですし、現状の日本だと防衛関連などもテーマの一つになります。
その時々で旬なテーマはかわりますのでブログを通じより良い情報を届けられたらなと思います。
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