株式市場概況

  (最終更新日:2022.05.20)

2022年5月20日の日経マーケット情報

日経市場情報

2022年5月20日の日経市場は前日比+336円19銭(+1.27%)の26,739円03銭でした。

前日の米国市場大幅下落からの反発、そして中国の金融緩和による金利低下、米国株価時間外指数上昇を追い風に東京株式市場も堅調な相場になりました。

昨日の日経市場も米国市場の下落からみると下値は堅く、バリュー株を中心に買い直されました。

週明け以降に節目の27,000円を目指すかがポイントになります。

今後の動向など本日もよろしくお願いします。

米国市場情報

米国時間5/19の米国市場は続落しました。

NYダウ平均株価は前日比-236.94ドル(-0.75%)の31,253.13ドルでした。

S&P500は前日比-22.89ポイント(-0.58%)の3,900.79ポイント

ハイテク関連ナスダック指数は前日比-29.66ポイント(-0.26%)の11,358.50ポイントでした。

インフレに伴う小売業収益悪化が懸念され小幅に下落。直近の売られすぎからの反発も入り下げ幅を縮小して取引を終えました。

投資信託などの資産運用のベンチマークとなるS&P500は3,900ポイント台と軟調な結果に。

消費関連株のナイキやVISAなどと、金利低下により銀行株のJPモルガンチェースなどが売られました。

前日に売られすぎとの見方からディフェンシブ系のユナイテッドヘルスやボーイングは買われました。

VIX指数は警戒レベルが低下し29ポイント台へ。

資産運用のベンチマークとして注目されるS&P500がまちまちな動きで今後の動向が注目されるところです。

日経市場情報

東証プライムの売買代金は概ね2兆9995億円、売買高は12億5330万株でした。東証プライムの値上がり株は1270株、値下がり株は492株、変わらずは492株でした。

昨日は東証プライムの約7割が下落しましたが、本日は正反対に7割が値上がりしました。

テクニカル的には抵抗と意識される25日移動平均線をまたぎました。5・25・75移動平均線、ボリンジャーバンド1σ、一目均衡表の先行線など抵抗となる指標が密集しており上値は重たいと予想されますが、国内企業のファンダメンタルなどみても売り込まれるような材料もなく、海外の相場回復がポイントになります。

値嵩株もバリュー面では割安感がみられますので、中国の金融緩和を参考に中国関連銘柄のユニクロのファーストリテイリング(9983)、以前決算分析で紹介した蝶理(8014)などは動向を注目してもよさそうです。

引き続き米国の小売株の変動性には要注意です。

アフターコロナを見据えた景気回復を期待するなら、前期増収増益の日本製鉄(5401)などテクニカル的に上値を目指す兆候がみられますので、注目したいところです。

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