日経市場情報
2022年4月18日の日経市場は続落しました。
日経平均株価は前日比-293円48銭の26,799円71銭(-1.08%)でした。
先週末の米国市場3連休に伴い手掛かりがなか、午前中は先週末終値から500円を超えるまで下落しましたが、売一巡後は買い戻しにより下げ幅は限定的でした。
先週末のブログで解説したようにゴールデンウィークにかけて決算と重なり神経質な値動きになると解説。
そして金利上昇とエネルギー高騰など市場の変動性が高まると説明、米国先物指数時間外取引で下落したためリスク回避の売りが先行しました。
日米決算、IMF世界経済見通し、テクニカルポイントなど本日も説明していきます。
米国市場
先週末の米国市場は休場でした。
日経市場
東証プライム市場の売買代金は概ね1兆8722億円と2兆円を割るほどの薄い商いでした。売買高は8億3481万株でした。東証プライムの値上がり株は403株、値下がり株は1372株、変わらずは63株でした。
海運業が上昇率一位。以下、銀行や保険、その他金融などが米国金利上昇により買われました。
テクニカル的には、先週より懸念している75日移動平均線を強い抵抗になっています。一目均衡表の基準線を割ったあとは、下髭の長いローソク足で、買い戻しの強さが伺えます。
今夜の米国市場で大きく下落するようなことがなければ、明日以降は安定を取り戻しそうですが、決算シーズンなど変動性が高いことは念頭にいれましょう。
引き続き決算を参考に銘柄の物色にパワーバランスを傾けるべきです。私の個人的に物色しているのは、下落トレンドから上昇トレンドへ復帰するかの位置にある証券業や陸運業です。
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