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東証市場概況
2023年4月18日の東証市場は続伸しました。
日経平均株価は前日比+144円05銭(+0.51%)の28,658円83銭でした。
米国市場の反発を受け日本市場も買いが先行しました。
連日の続伸の中、利益確定が入りそうな相場の中リスクオン継続となり上値を試す展開となりました。
半導体関連は一部下落するも、円安継続で輸出株や銀行関連などの景気敏感株が買われました。
米国市場情報
米国17日のNYダウは反発しました。
NYダウ平均 33987.18ドル(+100.71 +0.30%)
S&P500 4151.32ポイント(+13.68 +0.33%)
ナスダック 12157.72ポイント(+34.25 +0.28%)
週明けの米国市場は3指数揃って上昇しました。NY連銀製造業景気指数が市場予想を上回り景気後退懸念が改善したことが投資家心理を好転させました。
FRBによる利下げの期待が下がる中、株式市場は徐々に織り込み始め下げ幅は限定的となりましたが、上値も米決算シーズもあり結果を見極めたい思惑から上値は限定的となりました。
今週も大手銀行他、ネットフリックスやテスラなど市場が注目するハイテク株の決算が予定されています。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆4932億円、売買高は10億1234万株でした。
東証プライムの値上がり株は1371、値下がり株は387、変わらずは77でした。
水産・農林、その他製品、情報通信、小売、銀行などが上昇しました。
鉱業、石油・石炭、非鉄金属などは下落しました。
テクニカルでは前日の高値と安値を切り上げ上昇トレンド継続。
3/9の価格が意識される形で上げ幅を抑えられました。
オシレータ系ではやや買われすぎのサインもあるので短期の利益確定には警戒しつつ節目の29,000円を挑戦するか注目です。
まとめと注目銘柄
日米ともにテクニカルやファンダメンタルではやや上値を試す展開となりました。
FRBによる利上げの懸念などはありますが、決算銘柄を材料に物色されるなど、米国企業決算を手がかりになる展開となりました。
東京エレクトロンやレーザーテック、SUMCOなど高値を切り下げつつあるので下降トレンドに注意です。
本日のマザーズの上昇を見る限り小型株にも資金が流れており小型株にも注目です。
エイトレッド(3969)など直近高値を超えており注目です。
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