目次
東証市場情報
2023年3月23日の東証市場は反落しました。
日経平均株価は前日比-47円(-0.17%)の27,419円61銭でした。
FOMC後の米国市場の下落を受け日本市場も売りが先行となりました。
下げ幅は限定的で下値では値頃感から買い戻しもはいるなど日本市場の堅調さを示しました。
アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体関連が買われました。
米国市場情報
米国22日のNYダウは反落しました。
NYダウ平均 32030.11ドル(-530.49 -1.63%)
S&P500 3936.97ポイント(-65.90 -1.65%)
ナスダック 11669.96ポイント(-190.15 -1.60%)
注目のFOMCは市場予想通りの0.25%の利上げでしたが、その後のパウエル議長発言で取引終盤に下げ幅を拡大しました。
引き続きあと1回は利上げ考えており、年内利下げも考えていないことがタカ派よりと捉えられ3指数揃って下落しました。
またイエレン米財務長官が預金保険の引き上げは検討していないと発言したことも銀行株の売りにつながりました。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆4742億円、売買高は10億4119万株でした。
東証プライムの値上がり株は1059、値下がり688、変わらずは89でした。
非鉄金属、サービス、ゴム整備、空運、石油・石炭などが上昇しました。
保険、医薬品、精密機器、銀行などが下落しました。
テクニカルでは前日の高値と安値を切り下げて下落。一目均衡表の雲と75日移動平均線に支えられるなど心理的にサポートとなるラインでは下げ止まりつつ、上値は限定的とやや銀行不安などで様子見といえる相場です。
まとめと注目銘柄
先週後半から週明け前半まで神経質な展開となり、FOMC後もタカ派姿勢が嫌気された形となりました。
銀行関連はややリスク回避の流れが続いている印象です。
半導体関連などハイテク株は堅調でしばらくはこの流れが継続するとみています。
この記事へのコメントはありません。