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東証市場概況
2023年2月14日の東証市場は反発しました。
日経平均株価は前日比+175円45銭(+0.64%)の27,602円77銭でした。
米国市場がインフレ鈍化期待によりFRBの利上げが緩むとの思惑で3指標そろって上昇、ドル高円安を追い風に日本市場も、日経225、TOPIX、マザーズ3指数そろって上昇しました。
米国ナスダック指数上昇を手がかりに国内ハイテク株が買われたほか、ファーストリテイリングなどの主力値嵩株が買われました。
上げ幅は300円近くまで上昇しましたが、買い一巡後は戻り待ちの売り、今夜の米国CPIを見極めたいことで利益確定に押されました。
米国市場情報
米国13日の続伸しました。
NYダウ平均 34245.93ドル(+376.66 +1.11%)
S&P500 4137.29ポイント(+46.83 +1.14%)
ナスダック総合 11891.79ポイント(+173.67 +1.48%)
週明けの米国市場は3指標揃って上昇しました。今夜発表の米CPIの結果が注目される中、インフレ鈍化期待により先回り的な買いが入りました。
エネルギーは冴えない動きでしたが、耐久消費財から半導体関連などが買われました。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆4260億円、売買高は10億1953万株でした。
東証プライムの値上がり株は1458、値下がり株は330、変わらずは48でした。
鉄鋼、食料品、金属製品を中心に32業種上昇のほぼ全面高となりました。
テクニカル的には前日の高値と安値を切り上げ上昇、5日移動平均線と一目均衡表の転換線を抜けました。
また節目の27,500円を超えたことは投資家心理は少し改善しているといえます。
まとめと注目銘柄
昨日の下落を打ち消すほどの上昇で予測通り神経質な動きとなりました。気になる点は、日経平均株価は3桁を超える上げ幅と銘柄数と業種でみてもほぼ全面高といってもいいのに、2兆円前半の薄い商いという点です。
決算相場という要因と今夜の米国CPIを控えているということでやや不気味な印象ですが、今夜の米国CPIの結果がインフレのピークアウト示すようなら日本市場はトレンドが上向きなりやすいでしょう。
ただ本日の気になる商いをみると一旦は材料出尽くしで調整も入ることは念頭に入れましょう。
注目の銘柄は内需関連で特に食料品に資金が流れ出したので注目してみましょう。
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