東証市場概況
2022年12月27日の東証市場は続伸しました。
日経平均株価は前日比+42円ちょうどの26,447円87銭(+0.16%)でした。
米国市場休場のなか手がかりは乏しいなか先週の大幅な下落による自主反発、中国のゼロコロナ政策のさらなる緩和などによる上海指数の上昇などを頼りに日経平均は上昇しました。
一時は26,500円を超えましたが、高値では積極的な買い要因も見当たらず利益確定の売りに押され、26,500円を下回って取引を終えました。
薄い商いの中2022年26,000円をキープして終えるかがポイントです。
米国市場情報
米国市場は休場でした。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね1兆9955億円、売買高は8億8908万株でした。
東証プライムの値上がり株は1293、値下がり株は471、変わらずは74でした。
小売、銀行、空運、サービスなど金融関連から旅行、インバウンド関連が物色されました。輸送機器、電気機器など輸出関連は冴えない動きとなりました。
テクニカル的には前日抵抗だった5日移動平均線を飛び越えました。前日にボリンジャーバンドの-2σをこえてトレンド転換したので、上昇を目指す形となりましたが、薄い商いと年末もありデイトレなどの短期売買をメインにしたいところです。
また本日のニュースで日本政府による中国からの入国緩和規制を強化するとの報道もあり、大きく影響は与えるとは思いませんが、インバウンドや小売、旅行関連は少し注意が必要です。
銀行株は利益確定の売りをはさみながらもやはり強い動きとなりました。
レーザーテックなどのように本日トレンド転換。半導体セクターも個別では強い銘柄もあるといった印象です。
年内はデイトレまたはスイングトレードをメインに、SUMCO(3436)など注目してみる価値はありそうです。
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