東証市場概況
2022年11月29日の東証市場は続落しました。
日経平均株価は前日比-134円99銭(-0.48%)の28,027円84銭でした。
米国市場の下落を受け継ぎ日本市場も続落、半導体などハイテク株を中心に売られました。
下げ幅は限定的で本日も陸運や空運を中心に市場を支えられました。
日米年末商戦及びブラックフライデーなど小売売上高に注目が集まります。
米国市場情報
米国28日の米国市場は下落しました。
NYダウ33,879.46ドル(-497.57 -1.45%)
S&P500は3,963.94ポイント(-62.18 -1.54%)
ナスダック指数 11,049.50ポイント(-176.86 -1.58%)
中国のゼロコロナ政策による国民の抗議活動が中国経済の懸念に繋がるとの見方で投資家心理が悪化、そしてiPhoneの生産不足をめぐる混乱も市場を抑え込みました。
今週は雇用統計やパウエル議長講演などの発表を控えていることもあり、米国株式市場も調整入りすることに注意が必要です。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆7238億円、売買高は11億5665万株でした。東証プライムの値上がり株は509、値下がり株は1246、変わらずは80でした。
鉱業が上昇一位で、空運、非鉄金属、銀行、石油・石炭、保険、陸運など、景気敏感から素材系、金融などが買われました。
テクニカル的には前日の高値と安値を切り下げ下落。調整に注意と解説していたので、想定内と言えるでしょう。
売り先行後は下髭を残しながらの陽線で、節目の28,000円を維持しながら取引を終えました。
下げ止まったようにみえますが、さらに調整が進む場合は25・75日移動平均線が交わる27,500円程度までは見ておきましょう。
マザーズなどの小型株は比較的底堅い印象でした。
旅行関連もやはり注目でエイチ・アイ・エスやエアトリなども注目してみましょう。
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