東証市場概況
2022年7月26日の日経市場は続落しました。
日経平均株価は前日比-44円04銭(-0.16%)の27,655円21銭でした。
米国時間外株価先物の下落、直近で急ピッチで上昇で本日も利益確定の売りに押されました。
また国内初感染が確認されたサル痘感染も投資家心理を冷え込ませ、方向感ないまちまちは動きになりました。
今週は日米ともに決算が本格化、売買代金も昨日と同様に少なく様子見相場が伺えます。
米国市場情報
米国時間7/25の米国市場は反発しました。
NYダウ30種平均株価は前日比+90.75ドル(+0.28%)の31,990.04ドルでした。
S&P500は前日比+5.21ポイント(+0.13%)の3,966.84ポイントでした。
ハイテク関連ナスダック指数は前日比-51.45ポイント(-0.43%)の11,782.67ポイントでした。
FRBによる急速な利上げペースの懸念が和らぎNYダウとS&P500のみ反発するまちまちな相場になりました。
今週より本格する主力ハイテク株GAFAM決算の様子を見極めたいことなどから、ハイテク関連は総じて弱い動きになりました。
原油先物価格の上昇によりシェブロンなどの石油関連株や、建設重機のキャタピラーなどが買われました。
米国内では景気の鈍化を示す各種経済指標により、9月以降の急激な利上げが和らぐとの期待が相場を支えており、日本時間28日未明に発表されるFRB政策金利に注目が集まります。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆1460億円、売買高は8億6989万株でした。東証プライムの値上がり株は1064万株、値下がり株は682株、変わらずは92株でした。
原油先物価格上昇により鉱業、石油株が買われました。海運や医薬品は利益確定の売りに押されました。
テクニカル的には7/21の安値付近を支えに下げ止まり下髭の方が長いローソク足の形になりました。昨日同様様子見が伺えますが本日5日移動平均線に上値を抑えられ下に向かってトレンド転換しました。引き続き神経質な動きが予想されますので,警戒が必要です。
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