東京株式市場概況
2022年7月13日の東京株式市場は反発しました。
日経平均株価は前日比+142円11銭の26,478円77銭(+0.54%)でした。
前日のきつい下げによる空売りの買い戻しや押し目を拾う短期的な買い、時間外の米国株価先物指数上昇などにより反発しました。
買いが先行して取引スタートしましたが、前日の高値と安値に収まる持ち合いで今夜発表の米国CPI見極めもあり上げ幅を縮小して終わりました。
新型コロナウィルス再拡大を懸念していましたが、政府による感染対策と経済活動の両立を手がかりに空運株や百貨店などが買われる形になりました。
米国CPI結果次第ではFRBによる利上げ懸念も再燃するすることも踏まえ、今後の動向などよろしくお願いします。
米国市場概況
米国時間7/12の米国市場は続落しました。
NYダウ平均株価は前日比-192.51ドルの30,981.33ドル(-0.62%)でした。
S&P500は前日比-35.63ポイントの3,818.80ポイント(-0.92%)
ハイテク関連ナスダック指数は-107.87ポイントの11,264.73ポイント(-0.95%)
米国時間13日のCPI発表を控え様子見ムードに押されました。
取引開始後は反発しましたが、米国決算が本格化、ドル高による企業業績の影響、欧州のエネルギー価格上昇による景気減速、中国の新型コロナウィルス再拡大など、様々な要因が重なり上値が抑えられました。
一方景気敏感株の航空機製造ボーイングは2022年4〜6月の出荷数大幅に増えたとの発表で7%高となりました。
米国市場も決算相場に突入し、値頃感のある銘柄が買われる流れになりました。
東証市場情報
東証プライムの売買代金は2兆665億円、売買高は8億9356万株と低調は日になりました。東証プライムの値上がり株は1217株、値下がり株は535株、変わらずは86株でした。
電気・ガスなどの内需関連、withコロナの期待から空運株やサービス業などが買われました。
テクニカル的には5・25日移動平均線に抑えられる形に、一目均衡表の転換線をまたいで終わりました。
日経全体相場では方向感がつかめない日は続いていますが、過去最高売上を叩き出したローソンのように決算を手がかりに個別銘柄が忙しなく売買がなされています。
過去の業績数値にはなりますが、決算書には今後の懸念事項や需給などが書かれているので、物色した銘柄の決算結果と決算予定日は必ず確認するようにしましょう。
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