日経市場概況
2022年6月24日の日経市場は続伸しました。
日経平均株価は前日比+320円72銭の26,491円97銭(+1.23%)でした。
米国3指標上昇を引き継ぎ終日堅調な動きで取引を終えました。
時間外の米国株価指数の断続的な買いも追い風に午後からは抵抗とされていた26,500円を一時的に超え、週末要因と達成感から利益確定の売りが入りましたが週明け以降も上昇へのトレンドが継続するか注目です。
米国市場概況
米国時間6/23の米国時間は反発しました。
NYダウ平均株価は前日比+194.23ドルの30,677.36ドル(+0.64%)でした。
S&P500は前日比+35.84ポイントの3,795.73ポイント(+0.95%)
ハイテク関連ナスダック指数前日比+179.11ポイントの11,232.19ポイント(+1.62%)でした。
米国長期金利が3%台で一服し、アップルやマイクロソフトなどのハイテク株が買い直されたこともあり3指標そろって上昇しました。
FRBパウエル議長による前向きなインフレ抑制に向けた取り組みがさらなる金融引き締めにつながると解釈され、ダウは一時的に190ドルほど下落しましたが、日用品やヘルケアなどのディフェンシブ銘柄を中心に買い直され、プラス圏内へ戻して取引を終えました。
日経市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆9584億円、売買高は12億4447万株でした。東証プライムの値上がり株は1336株、値下がり株は446株、変わらずは56株でした。
調整入りしていた海運株が上昇率一位でガラス・土石などの素材系まで買われました。
東京エレクトロンやレーザーテックなどの半導体ハイテク株なども買い直されました。
テクニカル的には抵抗と意識されていた26,500円を一時的に突破。週明け以降26,000円を支えに25・75日移動平均線が横たわる26,800〜27,000円を目指すかがポイントです。
米国長期金利3.0%台に落ち着き高PERのグロース株などが買い直されていますので、米国を参考にするなら東京エレクトロンやアドバンテストなどトレンド転換するかが注目です。
ドル円が1ドル134円台とわずかに円安に振れていますので、輸送機器などの輸出関連などは一旦利益確定の売りに注意が必要でしょう。
引き続き半導体などのハイテク株は注目、旅行需要の回復を期待して空運株や私鉄などの鉄道株も物色の候補として注目してみましょう。
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