日経市場概況
2022年6月1日の日経市場は反発しました。
日経平均株価は前日比+178円09銭の27,457円89銭(+0.65%)でした。
米国市場は3指標揃って下落しましたが、時間外の米国先物指数が上昇したことで日経市場は買いが先行して取引がすすみました。
新型コロナウィルスによりロックダウンしていた中国が1日から解除など中国の経済回復、為替相場も1ドル129円台と円安も追い風となり輸出関連株、とくに輸送用機器が大きく買われました。
今後の動向など本日もよろしくお願いします。
米国市場
3連休あけの米国時間5/31の米国市場は反落しました。
NYダウ平均株価は前日比-222.84ドルの32,990.12ドル(-0.67%)でした。
S&P500は前日比-26.09ポイントの4,132.15ポイント(-0.63%)
ハイテク関連ナスダック指数は前日比-49.74ポイントの12,081.39ポイント(-0.41%)でした。
EUがロシア産原油の輸入禁止で合意。原油価格高騰によるインフレ懸念により3指標そろって小幅に下落しました。
NYダウは前週に2,000ドル近く上昇しており、利益確定のタイミングでもありました。米国長期金利も2.8%台に上昇しており利鞘改善によりJPモルガンチェースなどの金融株が買われました。
日経市場情報
東証プライムの売買代金は概ね2兆8971億円、売買高は12億2885万株でした。東証プライムの値上がり株は1546株と全体のおよそ8割、値下がり株は258株、変わらずは33株でした。
テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σの位置に終わりました。前日は2σラインで抵抗に合いましたが日経市場の底堅さが伺えます。
大きく買われる材料に乏しい日経市場では、引き続き海外要因に左右さらると予想されます。
ワールワイドでは中国のロックダウン解除、EUによるロシア産原油輸入禁止、米国長期金利の上昇基調などもあり変動性は高まりますが、国内の情勢てきには大きく売り込まれる要素もあまりないので、継続して岸田内閣が掲げる新しい資本主義による銘柄の選定に注力するべきです。
日経の全体相場ではいったん利益確定の調整に入りそうなので、こまめな利益確定を行いましょう。
陸運業や小売業など、トレンドに変化がみられますので要注目です。
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