株式市場概況

  (最終更新日:2022.04.9)

2022年4月8日の日経マーケット情報

日経市場情報

2022年4月8日の日経市場は小幅に反発しました。

日経平均株価前日比97円23銭高の26,985円80銭(+0.36%)でした。

米国市場反発の流れを引き継ぎ朝の取引開始時は前日終値より300円ほど高値で取引スタート。その後は上値を押さえられ下落に転じましたが、米国時間外取引の断続的な買い入れにより徐々に買いが入りかろうじて、プラス圏内で取引を終了させることができました。

米国市場

今朝の米国市場はNYダウ前日比+87.06ドルの34,583.57ドル(0.25%)と反発しました。

S&P500前日比+19.06ポイントの4,500.21ポイント(+0.43%)

ハイテク関連ナスダック指数前日比+8.48ポイントの13,897.30ポイント(+0.06%)と米国市場3指標上昇しました。

FOMC議事要旨で0.5%の利上げを複数回おこなうと示された結果、景気後退懸念からダウは一時300ドル近くまで下げましたが、長期金利は2.6%台で落ち着いているとのことで、不透明感が払拭され徐々に下げ幅を縮小し反発することができました。

本日もやはり景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄の医薬品などが買われました。

日経市場

東証プライム市場の売買代金は3兆1093億円。売買高は12億7096万株でした。東証プライムの値上がり株は959株、値下がりは823株、変わらずは57株でした。

自社株買いを発表したニコンが上昇。ヘルスケアなど今後も注目の企業です。

約60年ぶりの東証市場再編のウィークでしたが、いまいち盛り上がりのかける相場ににりました。本日は売買代金3兆円を超えましたが、SQ算出によるものだと思われます。東証再編に関しては市場参加者に対する刺激にはならなかったのでしょう。もちろん利上げや地政学リスクなども盛り上がりにかける要因の一つですが。

テクニカル的な話になりますが、昨日のブログでも解説した通り、25日移動平均線に支えられる形になりました。

週明けの日経市場で本日の高値を超えることができれば上昇への兆しとなりそうですが、75日移動平均線にタッチしている5日移動平均線とボリンジャーバンド1σが抵抗になってきます。

来週以降、高島屋やABCマート、ファーストリテイリングなどの小売業の決算発表などがあり、来週もニュースに左右される神経質な動きになりそうです。

中長期的には入国制限が解除されアフターコロナを意識した空運業やレジャー系などは物色候補になるでしょう。

 

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