2022年3月9日の日経市場も前日比-73円42銭の24,717円53銭(-0.30%)と続落しました。売られすぎからの自立反発と割安感と、アメリカ時間外取引にてダウ上昇などで、一時節目の25,000円を上回る場面もありましたが、買いの圧力は続かず、引けにかけ下げに戻され反落して終了。露ウクライナの地政学リスクに加え、原油などの資源高によるリスク回避による売りが続いたようです。
米国市場はダウ工業株前日比-184ドル74セントの32,632ドル64セント(-0.56%)、ハイテク関連のナスダックも前日比-35.41ポイントの12,795.55ポイントと続落。世界的に株安になりつつあります。昨年末から米国債、長短金利差が縮まり市場の変調兆しがみられてはいましたが、露ウクライナの地政学リスクでより下落に勢いがつきました。
東証一部売買代金は概ね3兆2731億円、売買高は15億51万株でした。東証一部の値下がり株1209株、値上がり883株、変わらずは85株でした。連日の下げきつかった空運株や銀行株、素材関連株は上昇しました。
昨日のテクニカル分析からも、下げ止まるか反発するか未知数と伝えておりましたが、朝一の取引スタートから25,000円を超えたことで反発かなと思いましたが、依然と売りの圧力は強い印象です。まずは資金の温存を徹底することに徹しましょう。上がり始めのサインも弱いので、ファンダメンタルを重視した中・長期的な戦略に向け物色してはどうでしょうか。環境関連、DXなどは中・長期的に堅調な銘柄になりそうです。
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