2022年3月2日の日経平均株価は、前日比-451円69銭(-1.68%)安の26,393円03銭と下落しました。アメリカ市場のダウ前日比−597.65ポイントの33,294.95ドル(−1.76%)、ナスダック前日比−218.94ポイントの13,532.46ドル(−1.59%)、S&P500前日比−67.68ポイントの4,306.26ドルと3指標揃っての下落になり、日本市場もその影響を受け、取引開始から下落スタートになりました。
緊迫するウクライナ情勢によるリスク回避の売りと利益確定によって、昨日ブログでも書いたように25日移動平均線がかかる27,000円が抵抗になるポイントです。後場も安値スタートで引けにかけ戻りましたが、積極的な買いは見られず下落、月曜日の値動きに収まる持ち合いになりました。
売買高は14億2553株、東証一部の売買代金は概ね3兆1119億円。東証一部の値下がり株は1875銘柄、値上がり251銘柄、変わらずは53銘柄でした。昨日に続き海運株は上昇、ニューヨーク原油先物価格の上昇で石油関連も上昇、値上がり4業種、値下がり29業種。東証マザーズ指数も前日比−7.15円の769円03銭と昨日のローソク足に収まる持ち合いで終了。
昨日のブログでも伝えたように、高配当利回りの海運株は堅調な動きになりました。そしてマザーズ市場もDXやネットセキュリティ関連など引き続き注目があつまります。
今夜から始まるアメリカでFRB議長発言など金利動向に注目が集まる内容になっております。ロシア・ウクライナ情勢が収束するまで神経質な値動きになると予想されますので、損切りポイントの徹底と、今後の相場変動に備えて利益がのっているポジションは現金に換えるか、しばらく相場を静観しておくこともいいかと思います。
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