アドラー心理学『嫌われる勇気』で説かれている、承認欲求を否定する(P.128)。
承認欲求といゆう言葉じたいは最近よく耳にするようになりました。
SNS等、頻繁に更新してる人に対して使われる言葉でもあります。
『承認欲求とは』
そもそも承認欲求とは、他者から認められたい願望という意味です。
仕事や勉強の成果を他人に認められたいなど、あくまで自分の為じゃなく、他人の目を気にしての振る舞いや行動をしている事でしょうか。
皆が皆そうとは思いませんが、私も含め誰だって人から認められたい願望はある事でしょう。
それが強いか弱いかは置いておいて、多少なり承認欲求はあるかと思います。
だけどその事を意識しすぎる事は、人生を生きづらくさせてる原因にもなっていると、アドラーは説いています。
『課題の分離』
自身の行動が『自分のための課題』または『他者のための課題』なのか誰のための課題なのかを分離させる考え方。
例えば…
- 自身のスキルアップ
- 仕事への取り組み
- 人を信じる
などは自分の為の課題。
反対に、他者のための課題は
- 他人からの評価
- 人から好かれる
など他人からどう思われるかを意識したのが他者のための課題。
自分のスキルアップのために頑張る事は、自分に目標を課し、日々向上していく事が目的なので、これは自分の為の課題と言えるでしょう。
人を信じる事や愛する事も、相手にどう思われようが自分への課題です。
反対に他者のための課題は、例えば自分のためにスキルアップをし、資格やスキルを身に付けた時に、人から尊敬されたいとか凄いと思われる願望があるのなら、それは他者からの目線を気にした行動です。
他人から好かれたいや裏切られたくないなども、他者からの課題に含まれます。
『自分軸で生きる』
課題の分離について大まかに書いてみましたが、自分軸か他人軸で生きるかの違いです。
結局、自分の人生は自分だけのものです。
親や友人、恋人や嫁、職場の人間関係など極論を言えば他人なわけです。
他人の目を気にしての行動とか息苦しいと思いますし、人と比べてもキリがないとか思います。
他人に期待しない生き方というか、他者からの評価が低かろうが、他人に裏切られようが、それは見返りを求めていた事であって所詮他人には変わりないでしょう。
傷ついたり落ち込んだりする事もあると思いますが、そうゆう人だったくらいの感覚で流せばいいのかと思ったりします。
人間関係って難しいこととか思ったりしますが、大事なのは自分の気持ちに正直になることとか思います。
人目を気にせず、自分のしたい事や言いたいこと、どんな相手であれ好きになった人を信じることも含め、自分軸で物事を進めていけば少しは生きやすくなるのかなとか思います。
別にワガママに生きるとかでは無くて、たった一度の人生、自分と自分の気持ちを大切にすれば生きやすくなるのかなって思います。
私は心理カウンセラーとかでもないですが、何かと生きづらい世の中、考え方一つで楽になるかとオジさんは思います(笑)
この記事へのコメントはありません。